NECxワールド

開幕戦では三洋電機に惜敗し、先週の第二戦でリコーに快勝したNECの第三戦は、花園でワールドとの対戦。村上さんのラグビー愛好日記では、

 今節一番の好カードか。マウ改め真羽、コベーン、スタワーズを並べるワールドFWは強力。箕内、マーシュ、浅野らのNEC・FWとの対決は見モノだ。

とされていましたが、その通り、お互いに激しいディフェンスで見ごたえがありました。
NECが前半から攻め込み続けるものの、ワールドのしつこいディフェンスにてこずり、点差はなかなか広がりません。前半22分にインゴール右隅へのパントを窪田が競り勝ってグラウンディングしてトライ。快速ウイングの復調を印象付けましたが、前半を終わって12-3とセーフティ・リードとは言えません。
後半3分にはPGを決められて12-6となり、その後もなかなか得点にはつながらないまま時間が過ぎて行き、ちょっといやな感じ。25分過ぎになってようやく歯車がピタッと合った感じで、左ウイング石田がトライ。その後28分にも石田がもう一つトライを決めて、突き放し、ようやく勝ちが見えました。
後半の後半にはSH藤戸、SO安藤、No.8日高といった若手を投入しましたが、危なげなく元気なところを見せてくれました。
でもこの好カードで観客2,593人というのは淋しいですねぇ。(今日の花園は1試合目がトヨタサニックス、2試合目がNECxワールドと玄人好みの対戦だったのに。)
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