NECxヤマハ戦

随分久し振りの更新です。すみません。
トップリーグが再開しましたが、今日は久し振りに秩父宮に行って来ました。お目当てはNECヤマハ戦。ちょっと早めに着いたので、12時から始まっていた東芝xクボタ戦の後半も見ることが出来ました。
東芝xクボタ戦では、クボタはバックスに切れがなく、東芝の強さばかりが目立っていました。やはり東芝は好不調の波が少なく安定していますね。
NECヤマハ戦は過去3年間の公式戦1勝1敗2引き分けということで、NECにとってはやや苦手な相手。今年のトップリーグの現時点の順位でもNECが4位、ヤマハが5位。NECにとっては決して負けられない相手です。
ところが、前半はなかなか波に乗れず、20分には反則からPGを決められ、3−0と先行を許してしまいました。2分後にSO松尾がDGを試みますが外し、29分のPGでようやく3−3と追いつきます。
なかなか得点機になりませんが、37分に見事な連続攻撃から、向山→シェイン・オースティンとつなぎ(ムコさんのパスがうまかった)、左隅にトライ。8−3とわずかにリードして前半が終わりました。
後半は開始早々2分に松尾のPGで3点追加し、11−3。後半になってかなりペースが出てきた感じで、8分にはオースティンが絶妙のパスを右WTB百村に渡し、百村はつかまりながらも右隅に手を伸ばしてトライ。16−3とリードを広げます。(私たちの前あたりに座っていたNEC関係者の方が「ひゃくむらーーーー!!! やったーーー!!」と大喜びされていました。)
が、この後、ノックオンなどのハンドリングミスも多く、タックルにもやや鋭さがなくなってきて、一進一退という感じ。逆に39分にはヤマハのNo.8木曽が縦を突いてトライを奪い、ゴールも成功して16−10まで迫られます。1トライ1ゴールで逆転されかねない点差でしたが、何とか守りきり、結局16−10でノーサイドでした。
実は今日は妻と中2の娘も一緒に観戦したのですが、妻が秩父宮に行くのは十数年ぶり、娘はラグビー観戦は初めて、というシチュエーションだったので、NECが勝ってくれてほっとしました。妻はテレビ観戦には時々付き合ってくれるので、おおよそのルールは分かるようですが、娘は殆んどテレビでさえ見たことがなかったため、簡単なルール解説しながらでしたが、「思ったより面白かった」と言ってくれました。
なかなかボーナス勝ち点までは取れず、比較的僅差のゲームが続いているものの、7勝1敗と踏みとどまってくれた訳だし、また機会をみつけて家族を連れて行こう。
ちなみに今日の観客は5,857人とのこと。快晴で気温も結構暖かめ、NECヤマハという好カードでも6千人に届かないというのはちょっと寂しいですね。
NECのバックロー3人はいつもの通り、安定した良い仕事をしていました。本当に玄人受けする、素晴らしいバックローです。(そう言えば、村上さんのブログへのコメント『最近私の周りでは、NECの大東選手(6番ね)を知っているかどうかが、ラグビーフリークかどうかの基準になっています。』というコメントが投稿されていました。そうです。ラグビー好きならバックローの重要性が気になり、バックローならNECの3人を知らないとモグリです...その中でも日本代表キャプテンのNo.8箕内、スーパー12でベストタックル賞まで受賞したと言うグレン・マーシュの2人が特に有名。6番の大東まで知っていれば、確かにラグビーフリークかも)

そうそう。帰宅してJスポーツで見なおしていたら、最後に「ヤコも年明け1月には復帰」という話でした。それは楽しみ。